Q&A

Q1.建物を建てる時になぜ地盤調査をするのですか?

基礎地盤の強さと土質の状態を調べることにより、地盤の補強工法の必要性、基礎仕様の判断を経済性・施工性などを含めた観点から検討するための資料として地盤のデータが必要となります。地盤調査の結果から支持力はあるのか、建築後に沈下する恐れがないのか、崖が崩れる不安がないのかなど、細心の注意を払って、基礎の計画を行います。

Q2.住宅で最も使用されている調査方法はどれですか?

スウェーデン式サウンディング試験が試験装置・試験方法が簡単で容易にできることから多用されています。柔らかくて、大きな石がない地盤に適しています。

Q3.スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)とはどんな方法ですか?

スクリューを先端に取り付けたロッドに最大1kN(100kg)のおもりを載せ、荷重による貫入と回転させながら貫入することで、地盤の硬軟や締まり具合または土層の構成を調べます。
JIS規格の試験方法です。土を採取しないため、土質判定は推定となります。